Basic 3 Point Lighting
by Andrew Whitehurst

Web: http://www.andrew-whitehurst.net/
Email:  awhitehurst@hotmail.com

 

             「Basic 3 Point Lighting (基本的な3点照明)」を始める前に、照明の機能が何であるか一度考えましょう。

             照明はシーンにムードとドラマ性を加えるのに使用することが出来ますが、もっとも大切な機能は3Dのモデルを、
             2Dの領域、コンピューターモニター・紙媒体・スクリーンに表現することが出来るということです。
             言い換えれば、光は、私たちが、平面上でそれらがどんな形であるか、そして、1個の物がどのように別のものに
             関連するかをということを説明する、「モデル化すること」に使用されます。

             何が良い照明を作るかを考えるとき、私たちは、そのシーンで何が物語を進行するために起こっているかをわかるように、
             明るさ/暗さ、色などの美的な要件のバランスをとる必要があります。

             光によってオブジェクトを「モデル」化したいと思うことで、それらの形が明らかになるのを知っています。
             では、私たちはどのようにそれを実行するのか?

             初めに、光源になるような明かりを用意します、そして、部屋の照明を落とし、光で照らしてください。
             そして、異なったものどうしがどのように光を取るか、そして、それらの形がどのくらい私たちに判断できるかを見てください。
             例えば、もしあなたが正面から何かを照らした時、そのアウトラインを理解することはできるでしょうが、
             そのアウトラインの中の形はそれほど明白ではありません。

             あなたが光をわずかに斜め上に置くと、たぶんより形を定義することが出来るでしょう。
             位置関係をすべてのものに影響させるものとして、このメイン・ライトは最も重要な光です。
             それはキーライトとして知られています。

             では、「Basic 3 Point Lighting (基本的な3点照明)」を始めます。


THE KEY LIGHT(主光源)


主光線を左の上と、そして、左に置くことによって、オレンジの球体感を感じることが出来ます。また、私たちはそれらが床に影を落としていて、オレンジが積み重ねられているということがわかります。

しかしながら、このイメージは、影の関係性が詳細を欠いています。これを調整するために、私は、別のライトをオレンジの右に追加し、それらの暗い部分を明るくする必要があります。この光はフィルライトと言われます。

この光がシーンに与える効果を見ましょう。

 

THE FILL LIGHT(補助光)

フィルライトの役割はキーライトが置かれたとき影になる部分の領域を照らすことです。

フィルライトの役割が、単に物をもう少し詳細にみせるためのものなので、キーライトほど明るくするべきではありません。
キーライトはフィルライトよりおよそ2〜3倍明るいです。

次では、キーライトとフィルライトがどう合わせてどう作用するかを見ましょう。

 

KEY AND FILL

左のイメージには、より多くの深さと詳細が出ているかと思います。キーライトのだけの時に比べれば一目瞭然です。

オレンジの右側はバックグラウンドに対して少し失せていますこれを打ち消すために、私たちはリムライトを加えます。

 

THE RIM LIGHT

リムライトは対象物の後ろに設定し、光が物体の輪郭を照らすように傾けます。この光の強度(intensity)は、かなり高くて、キーより明るいことがよくあります。

その強度と位置のため、それは背景から物体を浮かび上がらせる、光の線を作成します。リムライトは、主に暗い物が暗い背景に沈み込まないようにするために使用されます。

これでライティングについてはOKです。それではこの結果を見てみましょう。

 

THE FINISHED RENDER

リムライトは、背景からオレンジを浮かび上がらせました。オレンジの右下部にはバックグラウンドに見えなくなるという危険がありましたが、多くが現在、より良く「モデル化」されています。

このイメージではまだ、適切な黒からの白のコントラストとトーンを持っています。

床の影と上のオレンジのシャドウイングはそれぞれのものに各々の関係を示すものですが、果物のディティールも上の影から見ることができます。

あとは少々調整するだけです。

 

THE FINISHED IMAGE

この場面で、最も強いハイライト(リムライトによって作成されたもの)に微妙なグローを加えて、イメージを和らげることによって、はっきりした「CG的な見え方」を、もう少し改善することができます。

あなたはこのようにノイズなどを加えることによりイメージを様々に調整することが出来ます。

私は、これで完成としました。

 

             上の例は、まだまだ、intensitiy(明るさ)などをいじることによって柔軟性のあるライティングをすることが出き、
             様々な状況に対応できる最も基本的なライティングです。

             まずキーライトを置いて、それから、それに合わせて他のライトを配置することを忘れない限り、様々な配置を試してもらって構いません。

             光の画壇の巨匠であるフェルメールやレンブラント。アービング・ペン、ホルスト・P.ホルストのような写真家。
             または偉大な映写技師であるグレグ・トーランドやゴードン・ウィリスの作品を見て勉強しておきましょう。

             私は「Painting with Light(著:John Alton)」という本を強くお勧めます。
             この本は、50年以上前の本ですが、それでも、映像のためのライティングの最も良い参考資料となるでしょう。実は この本から、
             オレンジをモデルとして使うアイデアを得ました。

             ここでは光の調整をするのみでしたが、機会があれば別のチュートリアルで光の色の調整についてカバーできたらばいいと考えています。

             それでは、このtutorialがみなさんのアイデアの手助けになることを願っています。